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病気のお話

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April 6, 2017

耳鼻科と睡眠時無呼吸症

■ 睡眠時無呼吸症


睡眠中に、いびきや無呼吸を繰り返し、さまざまな合併症を引き起こす病気です。いびきは、睡眠中に鼻やのど(気道)が狭くなり空気が通る時にのどが振動して音が鳴る状態です。無呼吸は、気道が閉塞して呼吸が止まる状態です。




■ 睡眠時無呼吸症の原因


鼻腔やのどの通り道(舌根)が狭くなるために起こります 
⇒鼻やのどは、耳鼻科で診察する場所です。
鼻の通りが狭くなる病気:アレルギー性鼻炎・鼻中隔弯曲症・副鼻腔炎など
のどの通りが狭くなる病気:扁桃肥大・肥満・小顎症など




■ なぜ睡眠時無呼吸症が問題なのか?


無呼吸状態では、体内の酸素濃度が徐々に低下していきます。酸素不足になると体はその状態を補おうとして、心臓・血管に負担がかかってしまいます。睡眠時無呼吸症の方は、高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳卒中の危険が2~3倍高くなると言われています。



■ 睡眠時無呼吸症の検査・治療


 ① 診察:鼻やのどを診察します。必要に応じて、レントゲンやCTを撮影します
 ② 検査:簡易検査と精密検査を組み合わせて診断します
 ③ 治療:CPAP(シーパップ)治療、マウスピース装着、手術を病態に応じて行います


■ CPAP(シーパップ)治療


重症の睡眠時無呼吸症の方が対象で、健康保険が適応になります。自宅で就寝時に右絵のように鼻にマスクを装着して、呼吸をサポートする治療です。月1回の通院で、治療の評価と指導を行い、受診時にデータを解析してCPAP卒業に向けて調整を行います。



■ なぜ耳鼻科でCPAP治療?


CPAPは鼻から空気を送り、鼻やのどを広げて呼吸を楽にする治療です。鼻やのどは、耳鼻科の専門領域で、アレルギー性鼻炎や扁桃炎を一緒に治療することで、CPAPの治療効率がアップします。

当院では近隣の病院と提携して、睡眠時無呼吸症の検査・治療を行っております
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